モンテッソーリ教育

縦割り少人数クラス制

 最高の時期に、最高の環境で、最高の教育を行い、一人ひとりの子供の持っている潜在能力を引き出します。 それに一番適した教育を研修し、検討した結果モンテッソーリ教育を採り入れることになりました。 モンテッソーリ教育とは、イタリアの医師・教育者であったマリア・モンテッソーリが開発した「子どもの自立」のための教育法です。 実際生活の基礎能力から、感覚・言語・算数・文化教育にいたる幅広い奥の深い教育として世界に知られています。 この教育法は、3・4・5歳児の縦割り少人数クラスで、ほかの幼稚園のような一斉保育ではなく、各自が選んだ「お仕事」(教具と作業)に心ゆくまで取り組みます。 幼児期にこのようなモンテッソーリ教育を受けた子どもは、算数のひらめきに優れ、あふれ出る言葉を持ち、世界や宇宙に関心が広がり、現在の学校教育で始まった総合学習では、水を得た魚のように実力を発揮します。 当園のスタッフは、保育士資格を有し、さらにモンテッソーリ教育資格を持っています。


1.モンテッソーリ教育とは

 モンテッソーリ教育とは、クリスチャンであるマリア・モンテッソーリが開発した「子供の自立」のための教育方法です。 医者から教育者へとなったモンテッソーリは、一人一人の子供の命を見る目を何よりも大事にしました。 まず、教育の主体は子供であり、子供の存在を認め、育ちのあり方を子供から発見し、子供から学ぶのです。 ですから、モンテッソーリ教育は子供にとって無理のない教育であり、一人ひとりの子供の持っている能力、個性が自由に生かされていきます。 生活の基礎能力から、感覚、言語、算数、文化に至る奥深い教育として知られており、現在、世界各地でモンテッソーリ教育が取り入れられ、高く評価されています。

 

2.モンテッソーリ教育の特徴

モンテッソーリ教育の三つの代表的な特徴を挙げましょう。

 

★ 活動のサイクル

 モンテッソーリ教育では子ども自らが興味を持ち、やってみたい活動(お仕事)に取り組みます。 教師が一方的にカリキュラムを押し付けるのではなく、自分で自己選択し、満足していくまで取り掛かることが出来るのです。 ですから、自分で考え、判断し、行動する子どもへと成長していきます。 自分で選択し、満足いくまで活動を取り組んだ子供は充実感が得られ、自信がつき、更なる活動へと意欲をもって物事に取りかかれるようになっていきます。 教師は子どもに教える立場ではなく、子どもの状態を把握し、その子どもの本来持っている能力を生かしていける環境を整えてあげる立場にあります。 モンテッソーリ教育の主体は 『 子供 』なのです。

 

★ 敏感期

 人間のある機能がそれぞれ発達するには、ある決められた一定の時期、敏感期があります。子供は敏感期に関わる事柄にこだわり、執着してその能力を身につけようとします。 例えば、大人になってから外国語を学び始めると、とても苦労しますが、0~3歳の言語の敏感期にいる子供は、周囲の言葉を簡単に吸収してしまいますね。 それが敏感期です。しかし、この敏感期はいつまでもあるのではなく、ある一定の時期を過ぎると消滅してしまいます。 この大事な敏感期を逃さず、子供一人ひとりが持っている潜在能力を引き出すのがモンテッソーリ教育の特徴です。
 3-6歳は、感覚器官や運動器官が完成され、より洗練される時期で、そのために強烈なエネルギーが溢れ出ています。 人間の大脳は、6歳ぐらいまでに全体の90%は出来上がると言われています。ですから、幼児期に良質な経験を沢山することがとても大切です。 もし、この敏感期を逃すと、その後は、取得に数倍の努力をしなければならず、努力に苦痛が伴うこともあるので、苦労しなければなりません。 ですから、この敏感期の感受性をフルに生かしてあげることが大切です。

 

~敏感期の一例~

* 0~3歳児にいつもと違うスプーンをだすと、急に癇癪をおこして泣き出してしまう。これは「秩序の敏感期」であり、ちょっとした順序が異なってしまうだけでも子供にとっては重大なことなのです。
* 3歳~6歳は、運動の敏感期、感覚の敏感期を迎えます。
 運動の敏感期は、何かをつまみたい、ひっぱりたい、重いものを持ちたいという運動に敏感になる時期です。感覚の敏感期は視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚に敏感になる時期です。 例えば、 大人が聞き逃してしまうような音を聞いたり、あるいは周りにあるものを何でも触ってしまうこともその敏感期の表れなのです。

大人にとっては理解しずらい子供の姿ですが、敏感期を知れば子育てがもっと楽しくなるはずです。

 

★ 縦割りクラス(3・4・5歳)

 今この時代は、家庭で子供同士が触れ合い、学び合い、愛し合うチャンスが少なくなっています。 同年齢の構成では競争意識や比較意識が生まれがちになってしまいますが、モンテッソーリ教育では、子供たちが異年齢のお友達と、日々生活する中で沢山のことを学ぶようにします。 年長、年中児は年少児をいたわり、手助けをし、年少児は年長児を見て成長します。 この縦割りクラスで、他の幼稚園のような一斉保育ではなく、各自が自分で選んだ「お仕事」(教具と作業)に心行くまで取り組みます。 このモンテッソーリの縦割り教育を受けた子供は、年齢や性別を問わず、誰とでも友達になれます。 特に、モンテッソーリ教育を受けた子供は小学校高学年以降になるとその教育効果が目立つ子供が多いと検証されています。

 

―1度目のチャンス―

 モンテッソーリは、0~3歳頃の子ども(幼児前期)は意識せずに、環境にある全てのものを吸収する能力を持っていると言っています。 しかし、子供にとって最も大事な時期であっても、この時期のお母さんは最も不安な状態に置かれます。新米の母親で子育てについて経験もなく、生まれたばかりの子供に時間も心も体も拘束されてしまうのです。 子供にとって大事なこの時期を逃してしまうと、誤った発育を起こしてしまい取り返しのつかない事になりかねません。 この時期は子供の内から知性を核とした生命力が次々と現れてきます。それが充分に発揮されるように手伝う事が、子育てにとって第一の素晴らしいチャンスとなるのです。

 

―2度目のチャンス―

 二度目のチャンスというのは不幸にして幼児前期(0-3歳)のチャンスを逃しても、次の幼児後期(3~6歳)の期間に正常化されるチャンスがふんだんにあるということです。 3-6歳頃は、子供達の生涯の安定と積極性の土台へとなる大事な時期であると言えます。0~3歳までに無意識に吸収したものを秩序づけ、抽象化する段階として捉えているのです。 0~3歳までに外部からの刺激、情報により発達してきた各部分が、幼児後期の3~6歳頃では全ての部分が共に働き、組織、統合化されていく大事な時期を迎えるのです。 この時期がまさに子どもにとって初めてお父さん、お母さんから離れて社会と関わる時期であり、幼児園という集団生活の場を経験する時期になります。 人格を傾注する活動に出会えば出会うほど、その一つ一つの体験によって子供は内面から強められ成長していきます。

 

<個人の興味・関心事を追求した自由研究発表>

 当園では、日頃、子どもたちが得た学びや研究を発表する場を大切に設けています。モンテッソーリ活動の中で個々が取り組んだ自由研究を、保護者や人々の前で発表したりプレゼンテーションする機会を作っています。日々のお仕事の中で子供達は正しい日本語の読み書きを取得し、好奇心のある事柄を自分で調べながら、自分の考えや意見、学びを自分の言葉で書き表し、正確な言葉で発表する力を身に着けていきます。

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​モンテッソーリ教育だからできること
★一斉保育と違い、全員が同じ活動を強制される事はありません。 子どもは自分で「やってみたい!」と思う教具を使い思う存分、活動(お仕事)に取り掛かります。
★モンテッソーリ教育でつかう教具はただ可愛い、面白いという物ではありません。子供の成長段階で欲求しているものを育てていく目的があり、色、形も美しく、全て本物をつかってお仕事をします。
★自由にお仕事に取り掛かる反面、棚から持ち出した教具は元の形で戻すことや、お友達の活動は決して邪魔しないこと、一つの教具を譲りあい、待つことなど、約束や規律をしっかりと学んでいきます。
★それぞれの活動が違うため、教師は一人の子どもの成長過程、関心事、状態を把握、記録し、その子どもにあった保育案を毎日準備し、接していきます。
(30名定員だからこそ出来る保育です)
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